弊社製、無線アクイジョンシステムの無線部には、Digi社製のXbeeを採用しておりますが、このレシーバはそのXbeeの機能を最大限活用し、弊社製アクイジョンなどからの無線データを受信しながら、同時にディジタル、アナログの出力を行なうというものです。
パソコンなどからシリアルポート(USBエミュレーション、FT232)にデータを書き込むだけで、簡単に6chの電源のON-OFF、アナログ電圧出力が可能です。従って、弊社アクイジョンシステムより本装置に生体信号データを受信させ、パソコンに転送(シリアルデータ)、そのデータをパソコンで処理した後、本装置に出力、機器の制御が簡単に行えます。例えば、筋電にてラジコンをコントロールする場合など、通常は別に、ディジタル出力のI/FやDAコンバータ等を用意する必要がありますが、これらが不要になり、省スペース化が図れます。
使用例としては、アクイジョンシステムにて筋電信号を採取、その信号により、設備、環境などの制御が出来ます。例えば、照明のON-OFF、モーターなどのON-OFF、扉の開け閉め、アシストシステムの制御など、他に装置を購入せずに、工作など不要で本システム(本装置、アクイジョン本体)のみですぐに実現可能です。また、オプションになりますが、ショートピンコネクタを外部I/Fとして使用することで、シリアル入力式のサーボコントローラなどをコントロールすることも可能です(3V→5Vのレベルシフタが必要)。またその場合、レシーバのスタンドアロン動作も可能です。−3Vの擬似アナログ出力が可能です。本機を2台使用することにより、遠隔側も同様に反応させることが出来ます(ギミックモード)。
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